構造から読む診断
財務数値だけでなく、意思決定の経路・情報の流れ・権限の所在を図解化します。見えていなかった詰まりが、一枚の構造図で浮かび上がります。
一枚の図解から始め、静かに問いを重ねる
2017年、橘 誠一郎東京・神田に設立しました。前職は大手コンサルティングファームで、製造業クライアントの工場再編と組織設計を担当していました。7年間で十数社の案件に関わりましたが、ある中堅メーカーの案件で転機が訪れました。完成した報告書を経営者に渡した翌月、その会社は提言の半分も実行できていませんでした。理由は単純で、報告書が現場の実情から離れすぎていたからです。その経験が、独立の直接的な動機になりました。
Warpond Outlookという名前は、「水面の向こうに何が見えるか」という問いから来ています。池の表面に映る像は、実際の景色の反転です。経営者が見ている数字や報告も、現実の一つの映し方に過ぎない。そう考えて、もう一段深く、構造そのものを見ることを仕事の中心に置いています。現在は橘 誠一郎3名体制で運営しており、年間に受け入れるクライアント数を意図的に6社以下に絞っています。関与の質を保つための、意識的な選択です。
年間受け入れクライアント数を6社以下に意図的に制限している
初回相談から橘 誠一郎直接対応し、外注は一切しない
契約前の段階からNDAを締結する
報告書の提出後も最低3ヶ月の実行フォローを行う
業種横断の経験(製造・医療・小売・ITサービス)を比較視点として活用する
— K.M.
財務数値だけでなく、意思決定の経路・情報の流れ・権限の所在を図解化します。見えていなかった詰まりが、一枚の構造図で浮かび上がります。
報告書を渡して終わりにしません。月次の対話セッションを通じて、経営者自身が答えを言語化できるよう、問いを重ねていきます。
担当者が途中で変わることはありません。橘 誠一郎最初の相談から最終報告まで一貫して関与します。外注は使いません。
コンサルティングの報告書が、提出から1ヶ月後に棚の中に眠っている。そういう経験をした経営者は少なくないはずです。問題は提言の質ではなく、提言の設計にあることがほとんどです。実行されない提言には、共通した構造的な理由があります。
続きを読む →事業承継の相談が来るのは、経営者が60代後半になってからが多い。しかし、実際に承継プロセスを設計し、後継者が独立して意思決定できる状態になるまでには、最低でも3年から5年かかります。「まだ早い」と感じている50代の経営者こそ、今が準備を始める適切な時期です。
続きを読む →「会議が多すぎる」という悩みを持つ経営者は多い。しかし、会議の数を単純に減らしても、問題は解決しません。会議が多い組織では、一つひとつの会議の目的が曖昧になっていることがほとんどです。会議の設計を変えることが、意思決定の速度と質を上げる最も直接的な方法です。
続きを読む →橘 誠一郎、大手コンサルティングファームにて7年間、主に製造業の組織再編と工場オペレーション改善を担当した後、2017年にWarpond Outlookを設立した。早稲田大学商学部卒業後、同大学院でMBAを取得。前職では中部地方の自動車部品メーカーを含む12社の案件に関与し、うち3社で事業承継プロセスの設計を主導した。独立後は「実行されない提言を書かない」という原則を事務所の中心に置き、クライアントとの対話を重視したスタイルを確立している。休日は将棋の詰め将棋を解くことを習慣としており、「一手の意味を問い続ける訓練が、経営の問いを立てる感覚に似ている」と話す。